経営計画書

経営計画書は、会社に奇跡をもたらす「魔法の書」である(一倉 定)

経営コンサルタント一倉定氏は「口頭による指令は忘れられ、文書による指令は守られる」と経営計画書の作成を社長に強力に進言されていました。この指令は社長の意図であり、それを効果的に発揮するための方法が「明文化」することで、これが「魔法」の正体である、と述べられました。

人間は、目標があると、それに向かって努力する、という不思議な動物です。
どんな未来を創りたいのかを社長自らが明文化し、自らが不退転の決意で社員に対して宣言し、その協力を求め、これを実行することで、未来を創ることが出来るのです。

経営計画書は、会社の未来像を示すとともに、社長自らの姿勢を示す大切なものです。経営計画が本物かニセ物かは、社長自らが筆をとったものであるかどうかで決まります。 目標設定は、社長以外の誰の役割でもないのです。

経営計画書作成のメリット

  • 会社の未来像のイメージが明確になり、社長と社員がワクワクし始める。
  • 手探りの経営から脱却し、自ら納得の意思決定が出来、本業に集中できる。
  • 作成することを通じて社長自身が成長を実感できる。
  • 社長の意思を引き継ぐ後継者・幹部を育成できる。

なぜ経営計画書を作るの?

社長の夢や希望を経営計画書という形にすることで、社長の想いをビジュアル化し、幹部や社員と会社の未来像を共有することができます。

社長の頭の中で漠然としている会社の将来について、経営計画書に言語化することで未来像が明確になり、社員や金融機関、取引関係者に伝えられます。その未来像に共感し、感動するからこそ人は動くのです。人が動かなければ会社は動きません。人の行動が変わらなければ会社は変わりません。

人に動いてもらうためには口頭で伝えるだけでは伝わりません。

共感と感動を伝えることが出来て初めて人が動いてくれるのです。伝えるための道具が経営計画書なのです。

ここでいう道具としての経営計画書は、原理原則に則った正しい経営を実現するための計画書です。加えて、従来の計画書のような“絵に描いた餅”とは異なります。また、資金調達のための単なるツールでもありません。

従来の計画書や資金調達のための資料は対外的なものです。そのため、自分たちで使用することができないという弊害があります。その点、私どもの指導に基づく経営計画は経営における現場で実際に活用することができます。 なぜなら、私たちが現に活用しているからです。

そもそも経営計画は、ひと言で表すと会社の“夢”であり“希望”、そしてビジョンそのものです。自分たちで使えなければ意味がありません。会社のビジョンを実現するために作成するのです。

考え方の根底にあるのは、どうやったらその企業が本質的に良くなるかという視点です。源流となるのは経営計画の第一人者である故一倉定先生。先生が作成した経営計画に改良を加え、現在でも進化を続けています。

よく誤解されるのは、この経営計画が“ルールブック”であると認識されていることです。経営計画はルールブックではありません。その企業の未来像が記載されているため、必然的に実行してしまう指針なのです。

たとえば長期事業計画。会社がどのように成長していきたいかを数字として明らかにしているからこそ、具体的にやるべきことが見えてきます。「こういう会社でありたい」というビジョンが明確になり、行動を後押ししてくれるのです。その行動の積み重ねにより会社が少しづつ変わっていくのです。

ビジョン、基本方針、個別方針、数値計画

※利益計画・資金運用計画・目標貸借対照表は、社長自らが、電卓をたたき、自ら鉛筆をもって数字を組み立てて作成していただきます。 中小企業においては、利益や資金の使途は、最高責任者である「社長」しか決めることはできないと考えているからです。

すぐれた企業は、必ずすぐれたビジョンを持っています。
社員の革命をもたらし、会社に奇跡をもたらす「魔法の書」を是非手に入れてください!!

経営計画書の全体像

この全体像は高収益型事業構造そのものです。
高収益型事業構造を作り上げることこそが社長の仕事なのです。

社長の仕事

  • 「現状」と「あるべき姿」とのギャップ
  • 「あるべき姿」と「ありたい姿」とのギャップを考え続けること。
  • このギャップや変化に対応し続けること。
  • 事業の繁栄は能率 や合理化によって達成されるものではなく、高収益型構造によって達成される。理念・使命感(ビジョン)をかかげ、未来像を実現するためには、高収益型の事業構造をつくらなければならない。
  • 経営計画とは、社長の経営理念にもとづく事業経営に対する基本的 な方針と目標、そして、それを達成するための具体策を総合的に示したものである。(一倉 定)
  • 経営計画は未来を実現すること。戦略の誤りは戦術ではカバーできないのです。

高収益型事業構造とは

経営計画書作成のフロー

作成にあたってのえがお未来のサポート

①経営スタイル診断により「現状把握」を行い、社長が「あるべき姿」、「ありたい姿」を描くことをサポートします。
②「ありたい姿」として、中長期経営計画書の作成をサポートします。
③「あるべき姿」として、必要利益から逆算し、粗利益⇒売上高の順で単年度経営計画書の作成をサポートします。
④単年度利益計画の粗利益額を商品別に展開し、「商品別販売計画」(社長)と「行動計画」(全社員)の作成サポートをします!

  • ヒアリング

    ・社長の想いや考え方・価値観を言語化していくことで、こちらの思い違いや認識のギャップを少なくしてストレスの軽減を図っていきます。

    ・現時点での経営数値、経営課題の把握、問題点、社長の気掛かりを把握する。

    ・社長にとっての理想の状態や未来像、今後の事業展開についてお話しください。

  • 目標設定

    ・社長が電卓をたたいて利益計画を作っていきます。自ら利益計画が作れるようにサポートを行いますのでご安心ください。

    ・売上目標を達成するための行動計画も策定していきます。

  • PDCA
    サイクル構築

    ・計画を実行していく中で、定期的に行動を振り返り、問題点である理想(目標)と現実(実績)のギャップを明らかにして解決策を見出します。

    ・仮説を立てて検証し、それを踏まえて実行に移す。

    ・上記のPDCAサイクルを高速回転させる。

経営計画を作りたいと思わない方へ

Q1 現状維持が出来ればよいと思っているので、特に必要ないかと思うのですが・・・。

松下幸之助さんの言葉に「現状維持は衰退なり」という言葉があります。

人は変わることに恐れを持っています。それゆえ変化に対して不安をいだくのです。しかし、すべてのものが刻々と変化していく今日において現状に案ずることは、即後退につながります。

多くの経営者はこれから先どうなるのか分からないという得体のしれない不安や悩みを持っています。過去の数字はこのような経営者に対して何も答えてくれません。過去のことよりこれから未来を見つめなければ衰退してしまいます。

Q2 うちみたいに小さい会社に大仰なものはいらないと思います・・・。

どのような会社でも、経営者は日々様々な意思決定をしています。しかし人間ですからその意思決定を間違ってしまうこともあります。経営計画書は会社の意思を明確に示したものですから、計画と実績の差を教えてくれます。

経営計画書がないと間違っていることに気付くことが出来ません。経営計画書のない経営は、羅針盤のない航海のようなものです。羅針盤があるから方向を修正し、目的地にたどり着くことが出来るのです。羅針盤のない船は方向を修正することが出来ず、彷徨いながら最後には難破してしまいます。航海に羅針盤が必要なように、経営には経営計画書が必要なのです。会社の規模は関係ありません。

Q3 経営のことは熟知していて頭の中にあるから必要ない。

社長の頭の中は、やりたいこと、やるべきことで一杯です。この状態をパソコンに例えて説明すると、パソコンは同時に様々なことを処理できますが、同時に行う処理が多すぎると処理速度が遅くなってしまいます。人間の脳も同じで、いつも様々なことを考えていると判断や行動が遅くなってきます。決定したことを文章化して書き記し、頭の中の空き容量を増やせば処理速度が上がり、行動に集中することができます。目標に向かって行動することに集中するために経営計画書を作るのです。

また、頭の中にあるだけでは幹部や社員には伝わりません。文章化することで、経営者の想いが社員・幹部伝わり想いを共有できるので、早く目標に到達することが出来できます。

Q4 経営計画書を作る時間が無いのですが。

経営計画書は将来の時間を有効に使うために書くのです。

経営計画書を作ることは、社長を日常業務の指導から解放し、自らの会社の将来を考える時間を生み出すことを可能にします。社長でなくても出来る仕事は社長の仕事ではありません。経営計画書を作ることが社長の仕事です。時間はみな平等で、限られた時間を何を使うかは自ら決めることが出来ます。時間は与えられるのではなく作るものです。

社長が社長の仕事をしていない会社に未来はあるでしょうか?それほど大事な時間を作ることが出来ないということ自体が問題なのだと思います。未来は今の延長線上にしかありません。未来の幸せのために今何が出来るかを考えることが大切なのだと思います。

なぜ経営計画書作成支援をしているの?

経営計画書を作成してみれば分かるのですが、作成することで計画を作った経営者ご自身が一番成長できます。経営計画は文章化しなければなりません。まず、文章化するために相当の時間をかけて、わが社の未来はどうあるべきか、社長の姿勢はどうか、具体的にどうすべきかを考えていくからです。時間をかけて書き上げることでどんどん自分の思考が整理されていくのを感じることができます。これは経営計画書を作成する目的の一つであり、これが社長自身の成長を促していくのです。考えをうまく文章化できると頭の中がとてもスッキリしますし、それを幹部や社員と共有することで、ストレスを軽くすることが出来ます。口頭による指令は忘れられ、文書による指令は守られるからです。

「月次決算書」と「経営計画書」は私たちの使命である「中小企業を元気にする」ことにつながる道具であり、この道具を使いこなすためのサポートをご提供していきたいと考えています。

経営計画書には経営者が考える理想が書かれています。それを実現するために方針書に基づき行動していくのですが、実践し始めた時に気付くのです、「できてない!」と。問題だらけの現実を目の当たりにして心が折れそうになります。問題とは、「理想と現実のギャップ」です。このギャップには、くやしさ、しんどさ、悲しみ、違和感などさまざまな感情があると思います。人はこの感情に気付くからこそ、それを埋めるために努力し始めるのです。その努力を通じて人が成長し、会社も成長し、幸せを感じられるのだと思います。

私どもの役割は、社長とその想い・感情を共有し、実現できるように後押しすることだと考えています。それが私どものこだわりである「共に成長する」につながり、「中小企業を元気にする」ことができるのだと信じています。